ごあいさつ
ようこそ当サイトへいらっしゃいました。
ここを訪れている方は、FileMakerに多少なりとも興味を持っている方であると思います。
データベースと聞くと難しく感じますが、FileMakerを使用すれば、ITの専門家でなくても勉強していけば、ある一定のスキルは必ず身につきます。
ただ、最初はどうしても取っ付きにくく感じますが、ある一定のスキルが身につけば、FileMakerの奥深さを感じるとともに、その素晴らしさに魅了されてしまうと思います。
これからFileMakerを使ってデータベース作って活用してみたい、そんなFileMaker初心者の方に向けた解説サイトです。
特に初心者の方に参考にしていただける内容を心がけています。
データベースソフトとは
多くの方が何かしらの情報をパソコンにメモとして記録している方は多いのではないでしょうか?例えば、「家計簿」「日々の血圧値」「電話帳」「住所録」「インターネット上のサイトで使用するIDやパスワード」などです。仕事上では、「顧客リスト」「会計」「社員の有休取得管理」「売上状況」「在庫管理」などが一般的でしょうか。
これらの情報を、整理して安全に保存し、必要な時に見やすく参照することができるようにするために、データベースソフトを利用します。
WordやExcelは、ちょっとメモ程度に残しておくのには馴染みがあり使いやすいですが、継続して蓄積させていく必要のあるデータを保存しておくには適していません。あるとき、ファイル自体が壊れて読み出せなくなる可能性もあります。また、Wordで保存したデータのなかから「検索」や「並べ替え」といった操作は一般的ではありません。
どのようなアイディアを持って、有効なツールとして使いこなすのかが最も重要ですが、優れたアイデアとスキルがあれば、極めて有用なツールとなるのがデータベースソフトです。
ざっくり言ってしまえば、「自分に必要で最適なアプリケーションソフトを、自分で作ってしまえっ!」というようなソフトです。
FileMaker Proについて
FileMaker Proは、パソコンにそこまで詳しくない方でも、ある程度の努力で自分専用のデータベースを作れてしまう、優れたソフトです。
個人での利用はもちろん、業務用のデータベースとして活用している企業もあります。業務用として利用されているということは、極めれば仕事で活用するような規模のシステムも作れてしまいます。
FileMaker Proは、WindowsとMacの両方に対応しています。また、作成したデータベースは、両方のOSで互換性があります。
どのくらいのパソコンスキルが必要なのかは、どのようなデータベースを作りたいかによって変わってきます。例えば普段からWord、Excel、PowerPointを多少なりとも使っている方であれば、「住所録」程度のソフトであれば簡単に作成できてしまいます。
呪文のようなプログラミング知識を必要とせず、GUI操作(マウスとキーボードを使用してWordやExcelのように)でデータベースを作成できる優れた特徴があります。
FileMakerの利点
FileMakerは、業務用データベースとして利用されている実績もあります。つまり、極めれば奥深い高度なものを作ることも可能な訳です。
そして自ら作ると言うことは、後からいくらでもカスタマイズできます。つまり必要な機能を追加することもできるのです。
業務用に使用するシステムを専門の業者に依頼すると、数百万円から何千万という費用がかかります。一度出来上がったものに機能を追加すると、さらにお金を支払わなければなりません。保守にも費用が発生する場合もあるでしょう。
FileMakerの場合、ライセンス料はかかります。業務用として多くの方と共有してデータベースにアクセスする場合は、別途FileMakerServerというソフトとサーバー機も必要になります。しかし、専門業社に依頼することを考えれば、破格といえます。
本サイトは、こうした業務用での活用を念頭に置いたコンテンツではありませんが、お伝えしたいことはFileMakerが、初心者から業務用として使う方でも利用できる大きな可能性を秘めているということです。
当サイトでご案内しているFileMaker Pro
このサイトで解説しているFileMaker Proは、バージョン16を使用しています。
FileMakerには、「FileMaker Pro」と「FileMaker Pro Advanced」があります。当サイトは、これからFileMakerを始める方を対象としていますので、価格的にも導入しやすい「FileMaker Pro 16」を使用していきます。FileMaker Pro 17がリリースされたことから、2018年9月から「FileMaker Pro 17Advanced」を使用して解説しています。FileMaker Pro 17からは、普通のFileMaker Proはなくなり、Advancedだけになりました。
FileMakerには、「無料評価版」というものがありますので、まずそれを利用して始めるのもありだと思います。
使用しているコンピュータ
MacOS XおよびmacOS
Windowsでも基本的に操作方法は同じですので、参考にしていただいて大丈夫だと思います。